就寝時に特殊なカーブをもつコンタクトレンスを装着することで、日中は裸眼で生活できる視力矯正方法です。
※医療費控除の対象です。
当院ではオルソケラトロジー用レンズ「ブレスオーコレクト」を採用。
東レの「ブレスオーシリーズ」に使用されているものと同じ素材を使用しています。ブレスオーシリーズの割れにくさ、高い酸素透過性、汚れにくさはそのまま引き継がれています。
<レーシック>
一度手術を受けると角膜の形状をもとに戻すことができない
<オルソケラトロジー>
レンズの装用をやめれば角膜の形状は元に戻る
合わなかった場合は別の治療に切り替えることが可能
日中の快適な「裸眼生活」が可能になる、手術のいらない視力矯正治療法といえます。
通常は光が角膜と水晶体の屈折力により、網膜上で焦点を結びますが、近視の状態である場合、網膜より手前で焦点を結ぶために像がぼやけて見えます。
「ブレスオーコレクト」を就寝時に装用することにより、特殊な内面カーブが角膜前面の形状を変化させ、扁平化することにより焦点が網膜上で結ばれ、像がはっきり見えます。
「ブレスオーコレクト」によって扁平化された角膜前面は、レンズをはずしても一定時間形状が維持されるため、日中は裸眼視力が改善されます。
※一時的に角膜を矯正する治療なので、 治療を中止すると角膜はもとに戻ります。
治療開始初日から見えるようになりますが、朝から晩まで安定した視力が出るには、約1週間ほどかかると言われています。
※一日の装用時間は5時間以上を目安としています。治療には、一定の連続した就寝時間の確保が必要です。
※視力が安定した後も、にじみ、ぎらつきなどのハロー、グレア等が出現することがあります。
車あるいはバイクの運転等では、十分に注意が必要となります。
検査結果によっては、治療が受けられない可能性がありますので、予めご了承ください。
※乱視は球面度数の1/2以下、ただし倒乱視の場合近視度数の1/2以下かつ、-0.75D以下の方
若年層における近視の進行を抑制できるとした研究結果もあり、 効果も期待される。(注1)
(注1)参考文献
: Si JK, Tang K, Bi HS, et al : Orthokeratology to myopia control: a meta-analysis. Optom Vis Sci,92 : 252-257, 2015.
: Sun Y, Xu F, Zhang T, et al : Orthokeratology to control myopia progression : a meta-analysis. PLoS One, 9; 10(4) : e0124535, 2015.
: Li SM, Kang MT, Wu SS, et al : Efficacy, Safety and Acceptability of Orthokeratology on Slowing Axial Elongation in Myopic Children by Meta-Analysis. Curr Eye Res, 3 : 1-9, 2015.
検査費用:5,400円
ガイドラインに沿って適応があるかどうか検査、診察をします。
両眼:35,640円(税込)
片眼:23,220円(税込)
効果があるかどうかの判断、実感していただくためお試しとして1週間テスト装用をします。
※お試し後に効果がないなど本治療のこ希望がない場合は、レンズを返却していただいた上でレンズ保証金を返金します。
(両眼の場合:24,840円、片眼の場合:12,420円)
レンズ使用料、診療費用(年間4回)、ケア用品
両眼:110,160円(税込)
片眼:78,300円(税込)
【初年度治療費合計】
両眼:151,200円(税込)
片眼:106,920円(税込)
治療費用(年間4回):21,600円(税込)
※レンズ交換/1枚:32,400円(税込)